ケータイのこと

いい気になってまたまたショップ店員の思い出です^^;
私がお勤めしていたPCショップでは、ケータイの二次取次もしていました。
DoCoMoの502シリーズから、503シリーズに切り替わり始めたある日の事…
年齢は20歳くらいだったかなー、茶髪の男性の方が機種変の申し込みをしてきました。
ご希望は出たばかりの503シリーズです。
費用は25,000円くらいのモデル…
「すいません、もうちょっと安くならないかなー」
「申し訳ありません。値引きはちょっと…」
実はあまり安くすると、DoCoMoににらまれちゃいます。
強制力はないのですけどね…
「うーん、いいや他のお店行く」
どこへ行ってもあまり変わらないんだけどなーなんて思いながら、お見送りをしました。
それから数分後、また見えまして
「さっきの機種、新規はある?」
「あ、えっと…ございますが」
「新規でいいよ」
あらら、電話番号が変わっちゃうよ。いいのかしら…
まぁ、お客様のご希望ですし、断る理由もないので承りましたよ。
「あ、旧機種の解約はDoCoMoショップでお願いしますね」
「あぁ、わかったわかった」
ちょっと言い方にカチンときましたが、ガマンガマン…
大人だもん。
無事に開通して、お客様に引き渡し、その日は何もなかったのですが…
翌日、一次取次店の顔なじみ担当者の方から私宛に連絡が入りました。
「あ、かりんさん? 昨日○○さんってかたの新規処理したよね?」
「えぇ、しましたが…。何か?」
「昨日した新規登録を今日解約して、電話番号を移したよ」
「えぇぇ〜〜〜〜?」
電話番号を移すというのは、今まで持っていた番号を、他のケータイで使えるようにすることを指します。
これはDoCoMoショップへ使いたいケータイAと、今まで使っていたケータイBを持ち込んで、AにBの番号を書き込んで欲しいと言えば、数千円の手数料でやってくれるのですよね。
この方法を使うと、新規の金額で機種変ができてしまいます。*1
これだけだったらいいのですが、新規登録は翌日から10ヶ月以内に解約すると取次店はペナルティーを取られるのですよ…*2
どうせやるなら、当日中にやってほしかった…(ρ_;)
当日なら単なるキャンセル扱いになりますから。
まぁ幸いな事に、自分の成績に響くからと言う事で一次取次店の担当者の方がうまく処理をしてくれて、こちらにまでは及びませんでしたが、もうヒヤヒヤものでした。
それにしても、そのお客様はなんでこの方法をしっていたんだろ…
有名な手口なのかしら?
不思議不思議だわ…

いま気づいたけど、新規がすんなり通ったって事は、もう旧機種の解約はすませていたみたいですね^^;;
…って、なんでそのとき気づかないんだろ、私って(;>_<;)

*1:いまでもそのサービスがあるかはわかりませんが…

*2:当時はそんな状況だったのですが、いまもそうなのかな…